鉾ケ岳で山スキーヤー転落死亡事故

新潟日報鉾ケ岳で転落事故、1人死亡
9日午後3時ごろ、糸魚川市の鉾ケ岳(1316メートル)付近の尾根で、登山者2人が沢に転落したと所属する山岳会会員から一一〇番通報があった。県警ヘリが同5時半前までに2人を救助したが、十日町市中条、会社員Aさん(33)が糸魚川市内の病院で胸部骨折や肺挫創などで死亡が確認された。
糸魚川署の調べでは、Aさんは山岳会「新潟稜友会」の会員で、同日午前5時半から会のメンバー男性4人、女性2人の計6人でスキー登山を開始した。同日中に下山する予定だった。転落したもう1人の新潟市竹尾3、自営業Bさん(60)は胸や腰などを打撲し、上越市内の病院に収容された。命に別条はない。ほかの4人は自力で下山した。
6人は糸魚川市土倉を出発、登山道ではないルートを使い、トッケ峰を経由して鉾ケ岳を登頂した。同岳からトッケ峰へ下る途中の午後零時半ごろ、昼食のため休憩していた場所で雪庇(せっぴ)が崩れ、2人が土倉側の沢に転落。Aさんは尾根から数百メートル、Bさんは3―4メートル滑落した。

なぜ、崩落してしまうような(崩落しそうな)場所で休憩してしまったのでしょう?
その可能性は予見できなかったのでしょうか。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。

関連リンク:新潟稜友会

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