毎日新聞 の記事より 19日午前9時50分ごろ、山ノ内町平穏の志賀高原熊の湯スキー場で、滑走していた会社員の男性がコース沿いの樹木(直径約30センチ)に衝突し、中野市内の病院に運ばれたが頭などを強く打って重体。中野署などによると、現場は斜度約15度のゲレンデ間を結んでいる直線の連絡コース。男性は滑走中にバランスを崩し、立ち木に衝突したらしい。樹木に緩衝マットなどは巻かれていなかった。事故当時、スキー場は吹雪で、視界が悪かったという。 連絡コースということはおそらく狭いコースではないでしょうか。狭いコースでは十分にスキー・スノーボードをコントロールして滑走しましょう。 また、記事では「樹木に緩衝マットなどは巻かれていなかった」としておりますが、スキー場では木立にマットを設置するかどうかは、スキー場ごとの判断次第です。木立に衝突する危険性が極めて高い場合にはマットを設置する必要はあるでしょうが、そうでない場合にはマットの設置をしなければならない理由はありません。自然の中で行うスポーツという本質を考えると、通常の木立にまでマットを巻くとしらけてしまいますよね。 滑走の際にはその辺りを考慮して、衝突の危険はスキーヤー・スノーボーダーが責任を持って回避するよう努めなければなりません。