室蘭高原だんパラスキー場で中学生が一時遭難

室蘭民報:■ 携帯電話が命綱に、室蘭のスキー場遭難騒ぎ
室蘭市内の男子中学生(15)が、市内香川町のだんパラスキー場付近で一時、行方不明になったが、GPS付きの携帯電話や、室蘭市消防本部などの懸命な捜索で無事救助された。一方で、荒天のなか、滑走禁止のコース外に出た中学生の行動が、騒動を招いた側面も指摘されている。
中学生が不明になった23日は、発達中の低気圧の通過に伴い、室蘭岳付近は、朝から横殴りの雪が降る悪天候。同スキー場は、正午でリフトの運行を打ち切った。
中学生は午後2時ごろ、母親に送られゲレンデを訪れ、除雪用スコップを持ち、1人でコース外に入った。練習に適当な場所を探しているうちに、道に迷ったとみられている。
同スキー場では、コース以外の滑走は禁止している。リフトの運行中止にもかかわらず、中学生はスノーボードウエアだけで雪山に入った。無謀とも言え、今回の騒動につながったとする見方は強い。
あるスノーボード愛好者は「熱心でよくゲレンデに来ていた。テクニックもそれなりにあった」と話す。一方、別の愛好者は「天候などの状況を考えず、リフトが止まっているのに山に入るのは理解できない」と、短絡的ともいえる行動に首を傾げる。
今月4日には広島県内のスキー場で、同じくコース外を滑ろうとしたスノーボーダー7人が遭難する事故が発生したばかり。立ち入り禁止エリアの規制強化と同時に、利用者の一層のモラル向上が求められそうだ。

お騒がせなニュースです。
大荒れの天候でスキー場もリフトを休止しているにもかかわらず、の行動ですから、注意が足りないと言えます。
母親がスキー場まで送ったというのも何とも不用意な話です。

ともかく、無事でなによりです。

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