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3月, 2005の投稿を表示しています

遭難男性を無事救助:天元台スキー場付近

毎日新聞山形版より
27日午前7時ごろ、米沢市西吾妻山中で、26日に遭難した男性*が自力下山しているところを捜索中 の県警ヘリが発見した。男性にけがはなかった。山スキーで下山途中、若女平付近で道に迷い、雪洞を掘ってビバークしていたという。(*は原文では個人 名となっております)
遭難を知らせるニュース
26 日午後6時ごろ、登山客から携帯電話で「米沢市の西吾妻山付近で道に迷った」と米沢市役所に連絡があり、その後、つながらなくなった。携帯電話の契約者は 青森市内の51歳男性。登山客は天元台スキー場付近で道に迷ったらしい。27日午前7時から捜索する。登山客が遭難した現場付近は雪が降っていたという。
天候がすぐれないときは、やはりルートを誤りやすく、遭難の危険が高いと言えます。ビバークの知識等があれば無事切り抜けられますが、一歩間違えば・・・

無事で何よりでした。


関連リンク:天元台高原

立木に衝突の男性重傷:おんたけスキー場

信越放送 SBC News-i 3月27日付記事です。
きょ う午前木曽郡王滝村のおんたけスキー場でスキーをしていた会社員が立ち木に衝突して大けがをしました。きょう午前11時半ごろ王滝村のおんたけスキー場で 男性*がゲレンデから外れた立ち木に衝突し腰の骨を折る大けがをしました。調べによりますと男性*はスキーで滑走中に転倒し、そのままゲレンデを転がり落ちて 立ち木に衝突したということです。(*は原文では個人名となっております)
転倒後にコースから外れて木立等に衝突する事例は多々あります。
コントロールを失えば当然そのようなリスクもあるということを承知してスノースポーツを行わなければなりません。

自身の技術と用具の特性、コース状況等を考慮して、転倒等のミスも含めた危険を予測しましょう。

関連リンク:おんたけスキー場

スノーボードの2人が一時遭難

愛媛新聞ONLINEより
27日 午後5時半ごろ、青森県十和田市の八甲田山中の仙人岱避難小屋から「スノーボードに出掛けた友人2人が予定を過ぎても帰ってこない」と110番があった。 青森署が2人を捜索していたが、28日午前零時前、行方が分からなかった2人のうち一方の男性*から携帯電話を使って家族に「2人とも無事で、テントを 張っ て中にいる。明るくなったら下山する」と無事を知らせる連絡があった。(*は原文では個人名となっております)
無事の下山をお祈りします。

現場の天候は時々吹雪いていたと言います。天候不順の場合は、やはり遭難の危険が高いです。そのようなときにはバックカントリーは避けた方が賢明です。山の天候は変わりやすいですが、ある程度の予測は天気予報や天気図の確認で行うべきで、行き当たりばったりの行動は好ましくありません。気をつけてましょう。


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東欧日報で無事下山の記事が出ていました
一時不明のスノーボーダー下山
二人は、けがはなく元気という。二人は「天候が悪くなったため、無理な移動を避け、夜明けを待って下山した」と話しているという。 無事で何よりです。

八甲田で雪崩の危険/春スキーは注意が必要

デーリー東北新聞社の記事より
八甲田山系の春スキーはこれからが本番。今回、雪崩が確認された斜面にも全国から大勢のスキーヤーが訪れる。関係者は「既にいくつかの斜面で雪崩が起きており、十分な注意が必要」と呼び掛けている。
今年は雪の量が豊富で春の山スキーが楽しみ!という方も多いと思いますが、だからこそ、例年以上注意が必要ですし、準備万端にしておかなければなりません。

谷川岳危険地区、全域登山禁止

YomiuriOnLineの記事より
群馬県は22日、谷川岳(1977メートル)の危険地区全域(一の倉沢など南、東面)を、4月2日から5月15日まで登山禁止にすると発表した。県谷川岳遭難防止条例に基づく、雪崩シーズンの措置。
雪崩は怖いです。一瞬にして人の命を奪います。そろそろ各地とも雪崩のシーズンが来ますが、立ち入り禁止になっていないからと言って雪崩が起きないというこ とではありません。

今年は雪も豊富ですから、より危険度は高いでしょう。雪渓などでスキー・スノーボードを計画している人は十分に気をつけてください。

スキーで骨折した女性、ヘリで救出

毎日新聞山形版の記事より
21日午後、八幡町の鳥海山湯ノ台付近でスキーをしていた女性が新雪に足を取られ転倒し、左足の骨を折る重傷を負った。県防災ヘリ「もがみ」が出動し、女性を病院に搬送した。
鳥海山は山スキー・スノーボードをする人が多いらしいですが、ひとたび怪我をすれば、このような大掛かりな救出をしなければならなくなります。春から初夏に掛けて山スキー・スノーボードをする人が多くなると思いますが、充分気をつけてください。

スキー場で男女2人遭難か?→無事です

四国新聞社の記事より
20 日午後5時25分ごろ、北海道七飯町の函館横津岳スキー場から「営業終了後も駐車場に乗用車が止まっている」と函館中央署に通報があった。函館市内の60 代の男女が乗用車でスキーに来たとみられるが、同日夜まで連絡が取れておらず、同署は2人が遭難した可能性があるとみて、21日朝から捜索する予定。同署 によると、2人は知人同士で、よく週末にスキーに来ていたという。スキー場は七飯町市街から約12キロの山中。20日は霧のため視界が悪く、午後5時で営 業を打ち切っていた。
過去の記事でスキー場内でも天候が悪いときは遭難することもあるということを書きました。天候が悪いときは無理をせずに休憩等を取りましょう。せっかく来たから・・・リフト代がもったいない・・・という気持ちも分かりますが、遭難することの方がよっぽどマイナスです。


続報です。
二人は翌日朝、自力でコースを滑走してきたところを発見され、無事保護されたということです。雪洞を掘り、一夜を過ごしたらしい。無事で何よりでした。

雪崩事故:芦別岳

NIKKEI NETのニュース記事から
20 日午後0時50分ごろ、北海道富良野市の芦別岳の屏風岩(1、481メートル)付近でスノーボードをしていた札幌市の30代の男性会社員が雪崩に巻き込ま れたと、一緒に滑っていた女性から携帯電話で知人を通じ、地元消防に通報があった。女性が男性をすぐに掘り起こしたが、既に死亡していたという。
芦別岳は冬山登山の対象になっていますが、雪崩の危険性が高いということです。バックカントリーはスキーやスノーボードの醍醐味を味わう魅力がありますが、常に雪崩や遭難に備えなければなりません。装備が十分であっても、雪崩に巻き込まれればやはり死の危険もあります。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。


雪崩の危険性を知ろう!
雪崩情報ページ

スノーボード死亡事故

YomiuriOnLine関西の記事より
兵庫県の八高原スキー場でスノーボードをしていた男性がジャンプ台で着地に失敗し頭を強打、病院に運ばれたが約2時間後に死亡した。ヘルメットは着用していたらしい。
過去の記事で 指摘した通り、スノーボード外傷では「急性硬膜下血腫」に よる死亡が多いのが特徴です。目立った頭皮や頭蓋骨の外傷がなくても、後方転倒による回旋力で脳 がずれて血腫を生じ、脳障害を引き起こします。今回の例は比較的早く死亡に至っていますが、転倒がよほど激しかったのでしょう。ヘルメットをしていても、 衝撃による脳損傷は完全に防ぐことは出来ないようです。


初めて飛ぶジャンプ台ではスピードを緩めて様子をうかがいましょう。トリックは2本目から行う方が良いと思います。(初心者はストレートジャンプで遠く高く飛ぶことが出来るようになってからトリックをすること)

ス キー場内の「パーク」が緩斜面に作られている場合、ランディングゾーンも傾斜が緩やかになります。そのため着地の衝撃は強くなるので転倒したときは受傷し やすいと言えます。テーブルトップで平らなところに着地するときはなおさらです。ある程度スピードを出して飛ばないと傾斜のないところへ着地してしまいま す。ランディングゾーンの傾斜が急なら、着地の衝撃は逃げますので比較的安心です。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。


関連リンク:ハチ・ハチ北スノーワールド

韓国からのスキー客一時不明に

各紙、報じています。

その中からひとつ、毎日新聞山形版から「外国人観光客、受け入れ態勢に課題」という記事
蔵王温泉観光協会は昨年9月、韓国語のコース図などを作成して韓国からのスキー客に配布しているが、ゲレンデなどに外国語の標識はほとんど見られない。同協 会の伊東秀幸会長は、韓国のスキー客から、山全体が雪山と化す蔵王など日本のスキー場とは違い、人工降雪が多くゲレンデ周辺は地肌ものぞく韓国のスキー場の実情を聞き、スキー場や周辺環境に対する意識の違いを知ったという。そのため安全確保の観点から「日本のスキー場のマナーなどをしっかり理解してもらえるよう手段を講じたい」と海外の旅行エージェントへの情報周知の必要性を指摘する。また、ゲレンデなどに韓国語など外国語の標識の設置を検討していきたいという。
韓国内でスキー客を積極的に誘致している以上、前段の韓国語でのコース図などは当然と言えます。コース図のみではなく、「全国スキー場標識及び表示マークなど色刷一覧表」は配布しているのでしょうか?

今後の方向性としては、スキー場内の標識は「韓国語等の外国語」ではなく、「日本語と英語の並記」を考えてはどうかと思います。多言語での表記は、標識としての役割である「見やすさ」などが失われそうですから。


今回は皆無事で何よりでした。


関連リンク:全国スキー安全対策協議会

日本人男性ら3人が死亡:NZ-Mt.Cook

10日付毎日新聞の記事より
ニュージーランド南島の同国最高峰クック山(3754メートル)近くで9日、日本人を含む登山者2人とガイドの計3人が斜面を滑落して死亡する事故が起きた。
痛ましい事故です。が、冬山登山にはこのような危険が常につきまといます。厳しいですがそれが現実です。

亡くなった3人のご冥福をお祈りします。

スキー場で事故多発:スイス

swissinfoより
楽しかったはずのスキー旅行が暗転して病院行き——。スイスでは、こんな事態に陥る人が毎年11万人にのぼる。特に、スノーボードが流行りだした90年を境に事故の発生件数が急増、けがの程度も頭の骨を折るなど重傷の場合が多いという。
どこの国でも事情は似ていますね。
記事中「スキー場にパトロール実施を義務づける法案」を国会に提出する予定とありますが、かの国ではパトロールが常駐していないスキー場があるということなのでしょうか?それとも、単に、スキー場内の巡回(パトロールの本来の意味)を徹底させるためのものなのでしょうか?

関連リンク:スイス事故防止協会

スノーボーダー死亡事故

SBC信越放送より
3月6日午後、やぶはら高原スキー場で、スノーボードをしていた25歳の男性が転倒を繰り返した後気分が悪くなり、意識不明の重体となり、病院へ運ばれましたが、その後、7日未明に死亡したとのことです。最初の記事死亡を伝える記事

転倒を繰り返していたらしいので、スノーボード外傷で特徴的な「急性硬膜下血腫」であったと思われます。

特 に後方への転倒の際に、直接頭部を強打しなくても、頭蓋骨と脳の間に回転のズレを生じて頭蓋骨と脳表面の間の静脈を切って内出血を生じます。これにより頭 蓋内に血腫ができて脳を圧迫し、頭痛や意識障害を引き起こします。静脈出血は動脈出血に対してゆっくりと進行するので、症状もすぐにでない場合がありま す。帰宅してから意識障害を起こすケースもあります。

!早期発見のために
下記のような症状がある場合には、脳障害の疑いがあることを知っておいてください。
意識障害がある一時的な記憶障害がある強い頭痛や吐き気があるものが2重に見える手足のけいれん鼻汁・鼻出血・耳だれ・耳出血などがあるめまい・うつろな表情・集中力の低下・会話が何となくおかしい立った状態で膝の屈伸運動をするとふらつく足場がしっかりした平地で目を閉じて立ったり、片足立ちがうまく出来ない痛みの有無にかかわらず、首が動かせない
!障害予防
スノーボード初心者は転倒の仕方を学ぶべきでしょう。初心者を教える方は滑走技術だけでなく、このようなことも教えるべきです。停まり方、転び方をマスターするまでは無理をしないようにしてください。
○後方への転倒に対しては、柔道の受け身のように、顎を引き背中を丸め両手を広げ、ショックを和らげるようにします
○前方への転倒は両腕をのばしてヘッドスライディングのようにすると、手首の捻挫や骨折を防ぐことが出来ます


亡くなった男性のご冥福をお祈りします。


参考サイト:All About スノーボード:止まり方・転び方・リフトの乗降

参考リンク:やぶはら高原スキー場