八甲田山で山スキーヤーが遭難・ビバーク、翌朝無事保護

概要
2011年2月15日午後5時12分ごろ、八甲田仙人岱ヒュッテ付近で、山スキーをしていた46歳男性から携帯電話で「視界不良で下山できなくなったため、ビバークして一夜を明かす」と110番通報があった。

16日午前6時半から、警察・消防・山岳ガイドら15人が、携帯電話で連絡を取り合いながら捜索したところ、9時15分ごろ、仙人岱ヒュッテから北西に300mほど離れた所にいる男性を発見し、一緒に下山した。

男性は午前8時30分ごろ、酸ヶ湯から1人で八甲田山に入山しスキーをしていたが、下山途中、ガスと強風のため下山不可能となった。山中で無理に動かずに、酸ヶ湯からおよそ4km離れた仙人岱ヒュッテの近くで、持っていた簡易テントを立てて暖をとり、菓子パンを食べながら木の陰で一晩を過ごした。

酸ヶ湯付近は、気温が氷点下7度近くだった。

データ
日時:2011-02-15 17:00ごろ
場所:八甲田山 仙人岱付近
天候:視界不良・強風

傷病者
46歳男性:怪我なし

ニュース記事
青森県警:スキーヤーの遭難(青森署)
Web東奥:男性、下山できず/八甲田
Web東奥:男性を無事保護/青森・八甲田
青森朝日放送:スキーヤーの男性救助
青森放送:スキーの男性 無事保護
青森テレビ:スキーの男性 無事下山

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