2019-01-21 ロッテアライリゾート スノーボーダー死亡事故
概要
2019年1月21日午後3時15分頃、ロッテアライリゾートで、スノーボーダー(54歳男性)がコース脇の雪に上半身が埋まった状態で発見され、病院へ搬送されたが死亡が確認された。死因は窒息死。
- 男性は友人達と4人でスキー場に来ていた
- 友人たちと別々に滑走していて仲間と連絡が取れなくなった
- 13時過ぎ、友人が男性が行方不明になっているとスキー場に連絡
- 関係者が捜索を開始
- 15時過ぎに110番通報
- 15時15分頃、雪に上半身を突っ込んだ状態の男性を別のスノーボーダーが発見
- 心肺停止の状態で妙高市内の病院に搬送されたが、同8時58分、死亡が確認された
- ウマノセコース沿い山麓第2リフトの乗り場から約100m上のコース脇
- 当時は雪で視界が悪い状態
データ
- 日時:2019年1月21日
- 場所:ロッテアライリゾート
- 傷病者:54歳男性(窒息死)
ニュース記事
- ロッテアライリゾートでスノーボーダーの男性(54)が死亡 雪に上半身突っ込み窒息|上越タウンジャーナル http://archive.is/sW139
- スノーボード客の男性死亡 新潟・妙高、雪に埋もれ:イザ! http://archive.is/9zFIX
- 妙高市のスキー場で男性倒れ重体|NHK 新潟県のニュース
- スキー場で倒れ重体の男性 死亡|NHK 新潟県のニュース
関連リンク
ひとこと
深雪にはまって死亡する事故は毎年のように起きています。
雪崩ではなくとも、窒息死するリスクはあります。
深雪では転倒時に身動きがとれなくなることがあります。
このような事故はNARSID(Non-Avalanche Related Snow Immersion Death)と言われています。
こちらのサイト[ロープの向こう側 | 日本雪崩ネットワーク]で、わかりやすく説明されています(リンク先の中段「死因は窒息」の項)。
バックカントリーはもちろん、コース内であっても端の方は圧雪車が入っていない部分などがあり、見た目以上に積雪が深い部分もありますから、油断しないようにしましょう。
降雪が多い時期はとくに注意が必要です。
亡くなった方のご冥福をお祈りします。
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