2016-03-01 安比高原スキー場 スノーボーダー死亡事故
概要
2016年3月1日正午前、安比高原スキー場で女性スノーボーダー(41)がレッスン中に転倒し、頭などを強く打った。女性は2日午前8時頃、脳挫傷により死亡した。
- 女性は、台湾から旅行会社のツアーで岩手を訪れ、2月28日から安比高原に滞在していた
- 旅行会社が手配した台湾人インストラクターからスノーボードのレッスンを受けていた
- 前のめりに転倒
- 転倒した場所は初心者コースのなだらかな斜面
- 女性は初心者、ヘルメット着用
データ
日時:2016年3月1日12:00頃場所:安比高原スキー場(オオタカコース下部)
天候:雪
傷病者
41歳女性(台湾国籍):死亡(脳挫傷)ニュース記事
IBC NEWS:台湾からの女性 スノーボードで転倒死亡 http://archive.is/1d0HBNHK(googleキャッシュ):スノーボードで転倒し女性死亡 http://archive.is/qPJ4N
毎日新聞:転倒死:スノーボードの台湾女性 八幡平のスキー場 /岩手 http://archive.is/OGtw7
岩手日報:スノボ中に転倒、台湾の女性死亡 八幡平のスキー場 http://archive.is/1u8JN
関連リンク
安比高原スキー場ひとこと
転倒した状況がよくわかりませんが、緩斜面であったとすると、逆エッジによる後頭部強打などかと思われます。※その後の報道によると、前のめりに転倒したようです。
レッスン中なので、このインストラクターの技量も問われるところです。
アジア圏からの観光客で、日本にきて初めてスノースポーツをやるという方も多いかと思います。
海外からのスキー客というと、バックカントリー対策にばかり目が行きがちですが、ゲレンデだけで滑走していてもスノースポーツにはリスクが伴います。
こういった方々に向けても、スノースポーツのリスクを学べる場を提供することも考えていったほうがよいでしょう。
亡くなった方のご冥福をお祈りします。
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