秋田駒ヶ岳でスキーヤーが遭難・死亡
概要
2012年2月12日午後3時30分ごろ、秋田駒ケ岳で知人(32歳)とともに入山した男性(61歳)がスキーで下山中に「滑落して道に迷った。山頂から1キロぐらいのところにいると思う。」と携帯電話で岩手の登山仲間に連絡し、登山仲間がスキー場を通じ警察に通報した。警察や消防、たざわ湖スキー場のパトロール隊などが捜索したが見つからなかった。
13日午前7時から警察と消防で捜索を再開。午後0時30分頃、標高1450メートル付近の雪洞内で横たわっている男性を発見。病院に運ばれたが、死亡が確認された。
男性は12日午前9時ごろから知人男性と2人で田沢湖スキー場から入山したが、吹雪で視界が悪いため引き返そうと同11時ごろスキーで下山。その途中で知人とはぐれた。知人男性は自力で下山した。
男性はビバークしたが、凍死したと思われる。日帰りの予定だったため、テントや食料は持っていなかった。
ご冥福をお祈りします。
データ
日時:2012年02月12日 15:30ごろ
場所:秋田駒ヶ岳
天候:吹雪・視界不良
傷病者
61歳男性:スキー/凍死
ニュース記事
時事通信:秋田駒ケ岳で男性不明=岩手の60代、吹雪で下山中/遭難男性の死亡確認=秋田駒ケ岳
秋田魁新報:秋田駒、スキーで下山中の男性遭難 携帯で仲間に連絡、通報
読売新聞:秋田駒ヶ岳で登山者遭難「沢に落ちたようだ」
日テレNEWS24:岩手県の男性見つからず/秋田駒ケ岳で八幡平市の男性遭難/秋田駒ケ岳で山スキー遭難・捜索続く/山スキーで遭難の男性発見 意識不明の状態/冬山登山で遭難・岩手県の男性死亡
関連リンク
大きな地図で見る
コメント
コメントを投稿