第8回 スキー場の安全対策に関する講習会

1月26日・27日、あだたら高原スキー場にて第8回 スキー場の安全対策に関する講習会が行われました。

遅くなりましたが報告いたします。




【主催】
財団法人 日本鋼索交通協会
財団法人 全日本スキー連盟
日本スノーボード協会
日本スノーボード産業振興会

【1日目】
世界のパトロール事情について
SAJ教育本部専門委員会 安全対策部
プロモート委員長 上平尚様

来年は国際スキーパトロール連盟会議がルスツで開かれます(4/6-9)。
公認スキーパトロールの研修会も同時開催のようなので、私も参加しようと思ってます。


スノーボードの用具事故について
日本スノーボード協会 安全対策部
安全対策委員長 加藤将之様

マナーの悪いスノーボーダーについての対処法など。
無料動画サイトに投稿されていたリフトからの飛び降りシーンなどの紹介もありました。

本当にひどい事例で、現場のご苦労も大変なことかと思います。


スキー・スノーボード外傷のメカニズムについて
副題:昭和大学整形外科石打スキー場診療所での経験
日本スノーボード協会 安全対策部
渉外副委員長 塩谷英司様

スキー・スノーボードでの膝の受傷例、特に前十字靭帯(ACL)損傷についてのお話がありました。
手術の内容など詳しく紹介され、自分の膝も治さないと…と思いました。


スキー場のリスクマネジメント
福井大学准教授 水沢利栄様

スキー場での対人衝突事故について、パトロールが同対処するべきか、米コロラド州ウィンターパークでの事例を参考にお話をいただきました。

水沢先生、今回も参加者の皆さんから引っ張りだこで、あまりお話できませんでしたが、続きはメールなどでお願いします!


野沢温泉村スキー安全条例(素案)について
坂東法律事務所 弁護士坂東克彦様(SAJ教育本部アドバイザー)

坂東先生の講演が毎回クライマックスですが、今回は条例にてスキー場の安全管理、スキーヤー等のルールについて明確に定めようというものです。

内容的には、現在でも国内スキー等安全基準などに定められているものであり、また、罰則の定めはありません。

条例化、ということについては賛否両論あるかと思いますが、スキー場の事故について全くスキー場側の落ち度はないと思われる事案でさえ訴訟が提起されているような状況や、ルールを守らないスキーヤー等が非常に多いことなどを鑑みると、ある程度のルールの明確化は仕方のないことかもしれません。

ちなみに、村のほうではすでにこの件については了解を得ており、今年中にまとまる見通し、とのことです。

坂東先生の事務所へは久しく伺っていないので、このオフには勉強しに行きたいです。


スノースポーツ重大事故のデータベース作成について
中央大学助教授 布目靖則様

スキー場での事故について類型化し、中央大学でデータベースを作成中です。
坂東事務所、北陸信越索道協会、日本鋼索交通協会他の資料を基に、現在444事例を収録とのことです。

近いうちに公開予定とのことで、利用価値は非常に高いと思います。

スノースクートの事故事例が見当たらなかったとのことでしたが、私のほうにアーカイブがありましたので、提供させていただくこととなりました。

また、私の手持ちのデータ(データベースとはいえない)と照合して、より掲載事例を増やしていけるようご協力させていただこうと思います。

布目先生、大学にも遊びに行きますので、よろしくお願いします。


【2日目】
あだたら高原スキー場パトロール隊長の先導でスキー場内をめぐり、ネット・ロープや各種標識の設置状況などの安全管理方法を視察しました。

引き続き、SBJニューウィンタースポーツ研究委員会の北条様、木下様、伊藤様より用具の説明、操作方法、リフトの乗り方などをレクチャーいただき、実際にゲレンデを滑走しました。

私はスノースクートを中心に乗ってみましたが、従前のイメージとは違い意外と扱い易い、そして、スピードコントロールやターンも比較的すぐにでき、安全に滑ることができると感じました。

これは楽しいですね。
参考:http://www.sbj.org/new_winter.html


*北は北海道キロロスノーリゾート、ニセコビレッジスキーリゾートの方から、南は九州九重森林公園スキー場の方まで、多数の皆様ご参加お疲れ様でした!

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